退院後、2回目の雪上トレーニング。。。
弟子達?の協力もあって少し遠くのスキー場で行うことができた。
高速のパーキングエリアやサービスエリアでトイレの練習。
オストメイト用のトイレだけでなく、普通の洋式トイレでも
なるべくやってみた。
う~ん、、、何とかなりそうな感じ。
独り旅の時は気ままだけど、連れがいる時は待たせてしまうし、その
毎にトイレ休憩をするのは何だか申し訳ない気がした。
今後は他人と一緒にどこかに出掛けるのは考えなきゃならん。
※以下の画像は全て当時のモノです。私の滑りは駆けつけてくれた
弟子?達が撮影してくれた。。。心から感謝です。
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群馬、丸沼にて朝一番のゲレンデ、、、

健常だった頃と違って何か変!!
板の動きが違う、、、勝手に反応したり、反応が鈍かったり、、、!!
重みの移動感覚が違うし、、、大体自分の重み、特にお腹の重みがどこに
あるのか分からん。。。
重みの位置や移動感覚が分からずにただただウロチョロするばかりの滑り。。。
それに、、、
お腹の術創は完全に塞がったけど、腹筋は真ん中から真っ二つに切り裂か
れたまま!!
感染症や様々な合併症の問題でお腹の傷は一針も縫ってないからその部分
の筋肉には全く力が入らないっ!!
春のザラメで板が暴れると腹筋が使えないからどうにもならん。。。
リフトの上で考えた。結論は笑える!!
お腹の重みは俺には存在しないんだ。
両腕を伸ばした程の長さの臓器を全て摘出したんだから、、、。
その重さたるや容易に想像できる!!
ちっきしょ~、、、ない重みはどうにもならん。
重みがない以上、それを移動するのは不可能。
ターンって“重みの移動”が原動力なのにぃ~。
腹筋のことは今度病院で先生に相談するしかないなぁ~!!
何とか機能を回復してもらえるだろうか。。。!?
、、、またしてもどでかい宿題にぶつかる。。。
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この日のご褒美、、、暑い日だったから美味しかった。
水分補給も上手になって来た。無我夢中で水分補給を
忘れることもなくなって来ていた。

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ガリガリ、骨々だった上半身にも筋肉がついて来た。
この身体のどこに病魔が潜んでいるのだろう。。。
外観からも右のお腹に装具を装着したオストメイト
だってことは分からない。

重みの問題は一夏かけて考えよう。。。
胸や頭には十分な重さがある訳だし、、、何とかなるさっ!!
前向きに、、、前向きに!!
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仲間に支えられて幸せでした。みんなありがとう!!

こうしてサイボーグはプロスキーヤーとして復帰の道を歩み始めました。
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