月日が経つと辛かった時の記憶はどんどん薄れる。
「アレは一体何だったんだろう?」、、、
正直、今の記憶には痛かった、辛かった時の記憶があるにはある
けどあんまり鮮明でなくなって来ている。活字に残すことは記憶
を風化させないためにやっぱり大事かも知れない。。。
夜遅くなってからC4病棟のナースステーション付きのICUへ
入ったらしい。当然ながら記憶は全くない。妹はすぐに看護師
さんからお腹の手術した部分を見せてもらったらしい。アイツは
医療関係の仕事をしてるんで、こういったことは全然平気なんです。
↓
こんなのに乗せられて来た。
↓
C4のナースステーション。奥の白いカーテンの向こう側が病棟のICU。
栄養状態が極度に悪くてたくさんの問題を抱えていたけど、呼吸器
が正常に機能していて一応生命の危機は脱したみたい。後から言わ
れたんだけど肺と心臓が異常なほどタフだったらしい。。。
高校までずっと水泳をやってたせいかも知れない。。。救命率40%
の難関をクリアした。
それから幻覚ばかり見ていた。その幻覚は夢とは思えない程にスト
ーリー性があって寝ても覚めても映画のように続いていた。映画の
間に出て来るコマーシャルみたいなのがあって、、、とっても怖い
コマーシャルだった。
映画の上映は多分、年明けまで続いてたんじゃないかと思う。ココ
から先は今日が何月何日何曜日なのか全く分からないし、正気に戻
ったのは多分お正月の三が日が明けてからだから、、、
その映画のストーリーは今でもハッキリ覚えてるし、コマーシャルは
思い出すのも嫌!!
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